賃金ベース(読み)チンギンベース

デジタル大辞泉 「賃金ベース」の意味・読み・例文・類語

ちんぎん‐ベース【賃金ベース】

賃金の支払総額をそこで働く労働者総数で除した平均賃金企業別・産業別・地域別などで表される。

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精選版 日本国語大辞典 「賃金ベース」の意味・読み・例文・類語

ちんぎん‐ベース【賃金ベース】

  1. 〘 名詞 〙 ( ベースは[英語] base ) 労働者に支払われる賃金を平均したもの。労働者全体の基準賃金の支給額合計を総労働人員数で除する。本来公定価格あるいは公共事業経費を決める場合に、生産原価または事業単価の一要素として算定する労働者一人当たりの平均日額もしくは月額賃金をさした。
    1. [初出の実例]「恩給というものはあるのだが、その額は大昔の賃金ベースに基づいたものだから、配給物を一度買っただけで一年分はふっ飛んでしまう」(出典:第3ブラリひょうたん(1951)〈高田保〉雲をつかむ)

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人材マネジメント用語集 「賃金ベース」の解説

賃金ベース

・Wage Base
・一般的には、各企業における平均賃金水準を指すことが多い。
・賃上げ交渉など際には、「当社の賃金ベースはXX円」といった表示を行い、賃上げ額や賃上げ率を算出する算定基礎額として用いる。
・ただし、企業によって、当該賃金ベースに含まれる賃金の範囲は異なるために、単純比較できない部分もあるため、注意が必要になる。

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