賞勲局(読み)しょうくんきょく

勲章・褒章がわかる事典の解説

しょうくんきょく【賞勲局】

内閣府の内部部局の一つ。栄典制度の調査、研究、企画業務のほか、勲章褒章授与の審査など栄典事務を担当している。1876年(明治9)10月に賞勲事務局が太政官正院に設置され、同年12月賞勲局と改称。1885年に内閣制度が導入されると、翌1886年内閣に所属した。1929年(昭和4)には、賞勲局総裁が私設秘書とはかり、前年叙勲に際して叙勲を望む実業家などから多額の賄賂(わいろ)を受け取った「売勲(ばいくん)事件」が発覚、世論の激しい批判を浴びた。第二次世界大戦後の1949年に総理府が設置されるとその賞勲部に改組され、1964年の生存者叙勲の再開に伴って総理府賞勲局に昇格した。その後、2001年(平成13)の中央省庁再編により、内閣府管轄となった。

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デジタル大辞泉の解説

しょうくん‐きょく〔シヤウクン‐〕【賞勲局】

勲位・勲章・褒章など、栄典に関する事項をつかさどる官庁。明治9年(1876)設置。第二次大戦後、総理府賞勲部に改組、昭和39年(1964)総理府賞勲局となり、平成13年(2001)以降は内閣府賞勲局。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しょうくん‐きょく シャウクン‥【賞勲局】

〘名〙 もとは内閣、第二次世界大戦後は総理府、平成一三年(二〇〇一)以降は内閣府に属し、勲位・勲章・年金をはじめ栄典に関する事項をつかさどる役所。明治九年(一八七六)設置。
※読売新聞‐明治二一年(1888)二月二九日「過日賞勲局の命に依り、〈略〉其の勲章の見本は此程落成し」

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