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赤外分光分析 せきがいぶんこうぶんせきinfrared spectroscopic analysis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

赤外分光分析
せきがいぶんこうぶんせき
infrared spectroscopic analysis

吸光光度分析の1つで,赤外線の波長範囲を利用するが,分析によく利用されるのは 2μm から 25μm の赤外線である。一般の吸光光度分析と同様に光吸収に関するランベルト=ベールの法則が成り立つので,定量分析が可能である。赤外線吸収スペクトル分子の振動に基づく振動スペクトルの1種で,分子の振動のうち,双極子モーメントの変化を起すものが赤外線領域に吸収スペクトルとして現れる。いろいろな原子団の特性振動は,だいたい一定範囲内の波数をもった吸収として観測されるので,未知化合物の分子構造推定の1つの手段として利用される。機器分析として,有機,無機の物質について広く用いられている。

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デジタル大辞泉の解説

せきがい‐ぶんこうぶんせき〔セキグワイブンクワウブンセキ〕【赤外分光分析】

赤外線の吸収スペクトルを測定して、試料中の元素の検出・定量を行う分析法。分子に固有の赤外吸収スペクトルの波長と強度から、物質の同定定性分析、定量分析を行う。特に有機化合物の分析に用いられる。赤外線分光分析

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