赤色の袍(読み)アカイロノホウ

デジタル大辞泉 「赤色の袍」の意味・読み・例文・類語

あかいろ‐の‐ほう〔‐ハウ〕【赤色の×袍】

赤色2に染めた太上だいじょう天皇束帯を着用するときに用いた。地は綾、文様八重菊菊唐草が普通。赤色の御衣おんぞ

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精選版 日本国語大辞典 「赤色の袍」の意味・読み・例文・類語

あかいろ【赤色】 の 袍(ほう)

  1. 赤く染めた袍。太上(だいじょう)天皇が束帯を着用するときに用いた。地は綾、模様は八重菊・菊唐草が普通。中世には天皇も用いたことがあり、臣下でも時に摂政関白などが着用した。赤色の御衣(おんぞ)
    1. [初出の実例]「今日有内宴、〈略〉此日摂政着赤色袍」(出典小右記‐正暦四年(993)正月二二日)

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