跳開橋(読み)チョウカイキョウ

デジタル大辞泉 「跳開橋」の意味・読み・例文・類語

ちょうかい‐きょう〔テウカイケウ〕【跳開橋】

可動橋の一。船などの航行時に上方に跳ね上がる橋。方式片開き両開きとがある。跳ね橋。

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精選版 日本国語大辞典 「跳開橋」の意味・読み・例文・類語

ちょうかい‐きょうテウカイケウ【跳開橋】

  1. 〘 名詞 〙 船の通行にあたって、橋体が上方に開くようになっている橋。中央から左右に分かれて開くものを二葉双葉)跳開橋といい、日本では東京隅田川勝鬨橋(かちどきばし)が知られた。はねばし。

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百科事典マイペディア 「跳開橋」の意味・わかりやすい解説

跳開橋【ちょうかいきょう】

可動橋一種。いわゆる跳ね橋。橋桁を水平な回転軸中心に回転させて水路を開く方式の片側だけ持ち上がる一葉跳開橋と,ロンドンタワーブリッジ,隅田川の勝鬨(かちどき)橋のように橋桁の中央から観音開きになる二葉跳開橋がある。

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世界大百科事典(旧版)内の跳開橋の言及

【可動橋】より

…運河の多いオランダなどでは現在も可動橋がつくられることが多いが,一般には陸上,水上の交通量の増加に伴い,双方の交通遮断を必要とするこの種の橋はしだいに姿を消しつつある。可動橋には種々の構造が考えられるが,大別すると跳開橋,旋回橋,昇開橋の3種がある。軽量であることが求められるので鋼橋とするのが原則で,なかには橋桁を軽金属材料でつくるものもある。…

※「跳開橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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