デジタル大辞泉 「込合う」の意味・読み・例文・類語 こみ‐あ・う〔‐あふ〕【込(み)合う/混(み)合う】 [動ワ五(ハ四)]大ぜいの人や多くの物事が1か所に入りまじる。雑踏する。「週末で列車が―・う」[類語]込む・たて込む・ごった返す・ごたつく・犇ひしめく・犇ひしめき合う・混雑する・雑踏ざっとうする 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「込合う」の意味・読み・例文・類語 こみ‐あ・う‥あふ【込合】 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙① 多くの人が一か所にはいり込んで混雑する。たて込む。[初出の実例]「陣は五人づつや十人づつや立ならぶぞ。むさとこみやいはせぬぞ」(出典:詩学大成抄(1558‐70頃)五)「込合(コミアヒ)候節は前後御容赦は何生業(しゃうばい)でもお定まりだ」(出典:歌舞伎・三人吉三廓初買(1860)四幕)② 物事が入り組んで混雑する。複雑である。込み入る。③ 異性に手を出す。ちょっかいをかける。[初出の実例]「宿屋の女にこみやふ位は大目に見てくれてもいい訳だ」(出典:歌舞伎・綴合新著膝栗毛(1863‐80)二幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例