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逆輸入 ぎゃくゆにゅうreverse flow of trading goods

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

逆輸入
ぎゃくゆにゅう
reverse flow of trading goods

従来輸出していた製品生産コストの低い外国で製品化させ,本国企業が輸入すること。国際競争力の強い企業は輸送費の節減,工場立地難回避,原材料の安定供給,低賃金などの生産費軽減を追求して現地で生産を行うようになる。このような直接投資受入国ないし企業進出受入国では,資本不足を解消したり雇用を増大させる効果があり,さらに経営管理技術,生産技術なども移転され,低廉な生産費の有利性により,元来国際競争力のある本国企業の製品よりも安く生産できるようになる。従来日本の海外直接投資は,第三国市場への輸出基地として生産を行うことを目的とするものや貿易摩擦回避のため消費市場で直接販売する消費立地型のものが多かったが,近年の円高を背景に日本市場への輸入を目的とするものがふえてきている。

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デジタル大辞泉の解説

ぎゃく‐ゆにゅう〔‐ユニフ〕【逆輸入】

[名](スル)一度輸出した物を再び輸入すること。技術や文化にもいう。

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百科事典マイペディアの解説

逆輸入【ぎゃくゆにゅう】

日本企業が海外で生産した製品を国内で輸入・販売すること。また,急激な円高(円高・円安)を背景に,海外に輸出した製品を再び輸入し販売することも逆輸入という。1980年代以降,安価な労働力を目的としたり,貿易摩擦を避けるために消費地立地を図ったりするなど,日本企業の海外進出が進んだなか,円高を背景として日本市場そのものをねらった海外生産も急増し,逆輸入が製品輸入に占める割合は大きくなっていたが,最近では円安傾向が続き,国内生産を復活させた企業も増えている。
→関連項目価格破壊産業空洞化

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大辞林 第三版の解説

ぎゃくゆにゅう【逆輸入】

( 名 ) スル
一度輸出した製品を輸入すること。また、海外に進出した現地法人の製品を輸入すること。 「 -車」

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