デジタル大辞泉 「這う」の意味・読み・例文・類語
は・う〔はふ〕【×這う/▽延う】
1 手足を地面・床などにつけて進む。腹這いになって進む。また、腹這いになる。「赤ん坊が―・う」「はたいて土俵に―・わせる」
2 虫や蛇などが、からだで地をするようにして進む。「ナメクジの―・った跡」
3 植物の根やつる草などが地や物にまつわりついて伸びる。また、そのように物の表面を伝って進む。「壁に
4 さまよい歩く。漂泊する。
「いかにも覚さん儘に―・ふ方へ―・ひ給へ」〈盛衰記・四六〉
[可能]はえる
[動ハ下二]
1 長く引きのばす。張り渡す。
「墨縄を―・へたる如く」〈万・八九四〉
2 ことばや思いを相手にとどかせる。心を寄せる。言葉をかける。
「
[類語]はいはい・匍匐・四つん這い・腹這う・這い回る・這いずり回る・這いつくばう