通票(読み)ツウヒョウ

デジタル大辞泉 「通票」の意味・読み・例文・類語

つう‐ひょう〔‐ヘウ〕【通票】

タブレット

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精選版 日本国語大辞典 「通票」の意味・読み・例文・類語

つう‐ひょう‥ヘウ【通票】

  1. 〘 名詞 〙 鉄道で、列車衝突を避けるために用いる単線区間の通行票。一閉塞区間一つだけあり、機関士または運転士がそれを駅長から交付されなければ、列車は次の停車場までの運行を許されない。タブレット。
    1. [初出の実例]「通票━つぎは丸」(出典:汽車の罐焚き(1937)〈中野重治〉六)

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百科事典マイペディア 「通票」の意味・わかりやすい解説

通票【つうひょう】

タブレット。鉄道の単線区間で行われる通票閉塞(へいそく)方式に使われる黄銅製の小円板。通票閉塞器は一つの駅間では同時に1個の通票しか取り出せない機構となっており,通票を携帯する列車だけがその区間に進入を許されるようにして,1閉塞区間1列車を保証する。→閉塞(鉄道)

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