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子供組 こどもぐみ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

子供組
こどもぐみ

普通7歳から 13~14歳までの少年で構成される,村の伝統的な年齢集団の一つ。子供連とかオンベ仲間などと呼ばれ,15歳になると加入する若者組の準備段階となっていた。多くは男の子の集りで,年齢序列による一種の自治組織をもち,最年長者が頭,大将などになり,次に小頭,二番大将と順に役目が決っていた。

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デジタル大辞泉の解説

こども‐ぐみ【子供組】

年齢集団の一。7~15歳ぐらいの年齢の者が、年中行事や祭礼の際に集まって組を作り、年長者の指揮のもとに一定の村仕事に従事する。

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百科事典マイペディアの解説

子供組【こどもぐみ】

村落の子供が結成する年齢集団。7,8歳は新参,見習。14,15歳は大将,頭(かしら),親方などと呼ばれ指導権をもつ。次の年齢集団の若者組への予備段階として子若連中ともいい,左義長(さぎちょう),鳥追などの年中行事や祭に参加,ときに主宰する。
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世界大百科事典 第2版の解説

こどもぐみ【子供組】

村落や,都市のうちでも伝統のある古い町の内部で,地域的に,しかも行事のつど随時編成される子どもの年齢集団。若者組娘組が存在した時代には,それらの下位に属した。呼称としては,子供仲間小屋仲間,あるいは行事にちなむ塞の神(さいのかみ)仲間,天神講などがあるが,特定の呼称をもたない例もある。また6,7歳から14,15歳までの,すべての男児によって構成されるのがふつうだが,ときには女児が混じる型もみられる。

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大辞林 第三版の解説

こどもぐみ【子供組】

村落内部の年齢集団の一。七歳ぐらいから若者組加入前の一四、五歳までの子供によって構成される。小正月の道祖神祭り・鳥追い、また亥の子・十日夜とおかんやなどに活躍する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

子供組
こどもぐみ

集落内部に結成される伝統的な子供仲間、集団。集落(ムラ、町内)の年齢階梯(かいてい)組織の初段階として、「若者組」に連絡する形を通例もっている。加入年齢は男子7歳前後から15歳(成年)までで、だいたい伝統的な祭祀(さいし)行事の一部を専担する形で久しく存続してきたが、日常的な集団行動はほとんどない。女子の仲間は一般的ではないが、盆行事、花見、雛(ひな)送り、七夕(たなばた)行事などに独自の仲間ができる場合がかなりあって、そこでも13歳(成女)までという形が一般的である。子供組の担当行事は正月の火祭、道祖神祭、鳥追い、盆火、山神祭、牛神祭、天神祭、亥(い)の子行事等々地方ごとに多彩を極めるが、多くは別小屋を設け、独自に行事を行う形で、おおむね年序規制による自治的行動をとっていた。また村祭その他でも子供組独自の分担をもつ場合が少なくない。ともかく少年団、子供会などの新組織の生ずる以前に、村行事の一部分担を通じてこうした子供仲間が久しく存続し、その伝統は近年になお及んでいた。[竹内利美]

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世界大百科事典内の子供組の言及

【子ども(子供)】より

… 子どもが7歳までの幼児と異なる点は男女の区別が明確に存在したことである。7歳から15歳までの子どもは全国的に子供組として組織されたが,その子供組は通例男子のみの組織であった。また,男子は天神講,女子は弁天講と,別の集会をもっている所もある。…

【子ども会】より

…〈少年団〉と類似しているが,組織の対象,目的,内容,形態,育成主体の諸点においてより多様性をもち,地域網羅的性格に特色をもつ。子ども会の原形は,古くは村落共同体の子供組や子供衆などの慣習的な子ども集団の中にみることができる。明治末期から大正時代にかけて,資本主義経済の発展にともなう地域社会の変化と学校の校外指導の強化により慣習的な子ども集団は衰退するが,宗教団体による日曜学校の普及やボーイ・スカウトピオネールなど目的的な少年団体,組織が紹介される中で,子ども会に対する教育・文化面での意義が自覚された。…

【年齢集団】より

…なお,中年階梯はこの二つの型では,独自の階梯としてはあまり機能せず,それぞれ若者階梯か長老階梯に結びつく形で組織されることが多い。また少年組,子供組が一つの階梯として機能する例は小正月などの各地の年中行事にしばしばみられる。女子の年齢集団としては娘組,嫁組,主婦組,婆組などがあるが,男子ほど組織だっていない。…

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