デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道乗」の解説
道乗(2) どうじょう
建保(けんぽ)3年生まれ。頼仁(よりひと)親王の王子。真言宗。仁和(にんな)寺で出家,東寺の良慧(りょうえ)に師事し,灌頂(かんじょう)をうける。建長3年大僧正となり,東寺長者,法務をかね,後深草天皇の護持僧をつとめた。小島宮と称された。文永10年12月11日死去。59歳。一説に弘安(こうあん)7年7月21日死去とも。
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...