道寂(1)(読み)どうじゃく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道寂(1)」の解説

道寂(1) どうじゃく

?-? 平安時代中期-後期の僧。
天台宗。関白藤原頼通(よりみち)につかえ,少外記(しょうげき)となるが,突然出家をこころざし比叡(ひえい)山にのぼる。五部大乗経を書写して首楞厳院(しゅりょうごんいん)におさめた。のち無動寺にはいる。寛治(かんじ)(1087-94)のころ死去。俗姓中原

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android