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里田原遺跡(読み)さとたばるいせき

世界大百科事典 第2版の解説

さとたばるいせき【里田原遺跡】

長崎県北松浦郡田平町里免にあり,標高16mの水田中に位置した縄文時代晩期末から弥生時代中期初頭にかけての広大な低湿地遺跡で,中心は弥生時代中期初頭にある。現地表の水田中には,支石墓が点在している。1972年以来継続して行われた数次の発掘調査によって,水門や,両岸に丸太杭や板杭を打ち込んだ護岸施設のあるクリーク状遺構,30基以上の木の実保存用の竪穴遺構,それに掘立柱建物など多様な遺構がみつかっている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の里田原遺跡の言及

【貯蔵穴】より

…食料などを蓄えるため地中に掘りくぼめた〈あなぐら〉。屋内に作りつけたものと屋外に設けたものとがあり,後者には,蓋あるいは屋根を備えた跡をとどめるものがある。平面円形で口広く底の狭いのが一般だが,屋外の貯蔵穴には,逆に底の方を広く作ったものもある。概して屋内の貯蔵穴は小さくて浅く(径・深さとも数十cm),屋外の貯蔵穴は大きく深い(1~3m)。現在知られている最古の貯蔵穴は,後期旧石器時代(約2万年前)に属し,屋内の貯蔵穴,屋外の貯蔵穴ともに建築材・骨器の素材としてマンモスの骨が蓄えてある(ロシアのコスチョンキ遺跡群,ドブラニチェフカ)。…

※「里田原遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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