野々市市(読み)ノノイチシ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「野々市市」の意味・わかりやすい解説

野々市〔市〕
ののいち

石川県南部,金沢平野の中央部にある市。金沢市と白山市の間にあり,南北に細長い市域を占める。1924年町制,1955年富奥村と合体,1956年郷村の一部を編入,2011年市制。市名は中世以来の地名による。中世は富樫氏の居館が置かれ,加賀北部の中心地であった。江戸時代は北陸街道宿駅。明治期に全国にさきがけて耕地整理を行ない,加賀米生産の中心地であったが,金沢市に隣接するため中小工場が進出し,都市化が進展した。市街地の近郊では農業が盛んで,金沢への野菜供給地。国の史跡末松廃寺跡,御経塚遺跡,国の重要文化財に喜多家住宅がある。富樫氏の業績をうたった郷土芸能じょんがら節が知られる。北部を JR北陸本線,西部を北陸鉄道石川線が通り,国道8号線,157号線が通る。面積 13.56km2。人口 5万7238(2020)。

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日本歴史地名大系 「野々市市」の解説

野々市市
ののいちし

2011年11月11日:石川郡野々市町が市制施行
【野々市町】石川県:石川郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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