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石山寺縁起絵巻 いしやまでらえんぎえまき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

石山寺縁起絵巻
いしやまでらえんぎえまき

滋賀,石山寺の草創と本尊如意輪観音の霊験説話を絵巻としたもの。紙本着色,7巻。石山寺蔵。第1,2,3巻は 14世紀中期頃の制作で,詞書は石山寺の座主杲守筆,絵は高階隆兼筆『春日権現験記絵巻』の画風に近似している。第4巻は明応6 (1497) 年の作で,詞書は三条西実隆,絵は土佐光信筆。第5巻は第1~3巻にやや遅れる 14世紀後半から末期頃の作。第6,7巻は同寺にあった飛鳥井雅章の詞書に,文化2 (1805) 年谷文晁が絵を後補したもの。全巻を 33段に分け,観音菩薩の大願になぞらえている。

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百科事典マイペディアの解説

石山寺縁起絵巻【いしやまでらえんぎえまき】

石山寺の草創と本尊の霊験譚(たん)を描いた絵巻。7巻。第1〜3巻は1324年―1326年ころ,高階隆兼の作とされ,柔軟な描線と精緻(せいち)な彩色の古典的技法による。
→関連項目縁起絵春日権現験記

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