銀合歓(読み)ギンネム

デジタル大辞泉 「銀合歓」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐ねむ【銀合歓】

マメ科の小高木。高さ約8メートルになるが、日本では1~2メートルくらい。葉はネムノキに似て羽状複葉。花は白色で、枝の先に球状に集まって咲く。熱帯アメリカの原産。ぎんごうかん。

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精選版 日本国語大辞典 「銀合歓」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐ねむ【銀合歓】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科の落葉低木または高木。熱帯アメリカ原産で、観賞用に各地に植栽され、日本では琉球列島小笠原諸島などでしばしば野生化して繁茂している。高さ三~八メートル。枝は密生し、樹皮は淡灰色または褐色でやや裂ける。葉は長さ一五~三〇センチメートルの二回羽状複葉で、小葉は長さ七~一二ミリメートルの長楕円状披針形をし、表面は深緑色で裏面は蒼白色。夏から秋に、葉腋(ようえき)から長い柄を出し直径三センチメートルの球形頭状花序をつける。花弁線形で白色。豆果は長さ一二~一八センチメートルの扁平で、熟すと褐色となる。材は彫刻、細工物とし、葉は飼料となる。ぎんごうかん。たまざきせんな。

ぎん‐ごうかん‥ガフクヮン【銀合歓】

  1. 〘 名詞 〙 植物ぎんねむ(銀合歓)」の異名

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動植物名よみかた辞典 普及版 「銀合歓」の解説

銀合歓 (ギンネム)

学名Leucaena leucocephala
植物。マメ科の落葉小高木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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