朝日日本歴史人物事典 「長尾景長」の解説
長尾景長
生年:文明1(1469)
戦国時代の武将。下野足利城(栃木県足利市)城主。足利長尾氏の当主。景人の子。但馬守。兄定景の死後は叔父の房清が足利長尾氏の中心に立ち,景長の活動は明応5(1496)年ごろからみえる。戦国の領主として活動する傍ら画をよくし,菩提寺の長林寺には自画像があり,また自筆の山水画も現存している。子の憲長と孫の当長も画業に優れ,みな自画像を残している。<参考文献>『近代足利市史』1巻
(山田邦明)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報