日本歴史地名大系 「長沼宿」の解説
長沼宿
ながぬましゆく
長沼宿
ながぬましゆく
[現在地名]長野市長沼 大町
慶長一六年(一六一一)九月三日、松城城主松平忠輝から長沼あての伝馬宿書出(西島文書)が出されて、伝馬宿に定められた。正徳元年(一七一一)の道中奉行から出た覚書に「信州長沼上町常ニハ馬継場ニ而無之候ヘ共、犀川満水之時者、松城通致し、福島より長沼上町ニて人馬継立、牟礼江継送候」と記し、更に「ケ様之節も御用荷物、其外先触有之類者、近辺御料々より寄人馬を以、手支無之候」とあるように、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報