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閃光法 せんこうほう

大辞林 第三版の解説

せんこうほう【閃光法】

化学反応の中間体や不安定な遊離基の構造や電子状態を研究するための方法の一。強度の大きい光を短時間照射して光化学反応を起こさせ、その時に生ずる遊離基などの吸収スペクトルを測定する。フラッシュ光分解法。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

せんこうほう【閃光法 flash photolysis method】

強力な瞬間光(せん光)によって試料に光分解反応を起こさせ,遊離基(ラジカル)やイオンなどの反応中間体を作り出すとともに,それらを検出する方法。フラッシュ光分解法ともよばれる。三重項状態などの電子励起状態もこの方法で観測される。せん光光源としては希ガス放電管やエアギャップが用いられる。これらの光源の両極に大容量のコンデンサー(1~1000μF)をつなぎ,それを10~20kVの高電圧で充電した後,瞬時に放電させると持続時間が1~10μs程度の強力なせん光が得られる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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