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陽復記 ようふくき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

陽復記
ようふくき

江戸時代の神道家度会 (わたらい) 延佳著。2巻。慶安3 (1650) 年脱稿,稿を補って宝永7 (1710) 年刊行。伊勢神道と神儒一致の立場から,日本固有の神道,惟神道を経とし,陰陽五行,易の思想を緯として,一家の神道説を問答体で述べたもの。

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世界大百科事典 第2版の解説

ようぶくき【陽復記】

1650年(慶安3)冬,伊勢豊受(とゆけ)大神宮(外宮)権禰宜度会延佳(わたらいのぶよし)の撰した書。翌年板行。2巻。後期伊勢神道の代表的な一書。上巻は天神七代地神五代天孫降臨,三種神器,内外両宮鎮座由来等について記し,下巻では神道と儒教,また仏教との関係,両宮の祭神,遷宮などについて問答体で記している。前期伊勢神道諸書に比し,きわめて通俗平易な文体で記すなかに,易の理を入れ説いている。著者延佳は伊勢神道の再興者として知られ,本書は後光明天皇の叡覧に供している。

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世界大百科事典内の陽復記の言及

【度会延佳】より

…外宮権禰宜で,出口延佳ともいう。著書には《陽復記》,《神宮秘伝問答》,《神宮続秘伝問答》,《中臣祓瑞穂鈔》,《神代巻講述鈔》があり,校訂板行した書に《鼇頭(ごうとう)旧事紀・古事記》および《士仏参詣記》などがある。また豊宮崎文庫を創設し神官祠官の子弟教育にも努力したが,1670年(寛文10)11月の大火で多年収集の書物および校訂の書冊いっさい烏有に帰した。…

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