コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

陽復記 ようふくき

2件 の用語解説(陽復記の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

陽復記
ようふくき

江戸時代の神道家度会 (わたらい) 延佳著。2巻。慶安3 (1650) 年脱稿,稿を補って宝永7 (1710) 年刊行。伊勢神道と神儒一致の立場から,日本固有の神道,惟神道を経とし,陰陽五行,易の思想を緯として,一家の神道説を問答体で述べたもの。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ようぶくき【陽復記】

1650年(慶安3)冬,伊勢豊受(とゆけ)大神宮(外宮)権禰宜度会延佳(わたらいのぶよし)の撰した書。翌年板行。2巻。後期伊勢神道の代表的な一書。上巻は天神七代地神五代天孫降臨,三種神器,内外両宮鎮座由来等について記し,下巻では神道と儒教,また仏教との関係,両宮の祭神,遷宮などについて問答体で記している。前期伊勢神道諸書に比し,きわめて通俗平易な文体で記すなかに,易の理を入れ説いている。著者延佳は伊勢神道の再興者として知られ,本書は後光明天皇の叡覧に供している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の陽復記の言及

【度会延佳】より

…外宮権禰宜で,出口延佳ともいう。著書には《陽復記》,《神宮秘伝問答》,《神宮続秘伝問答》,《中臣祓瑞穂鈔》,《神代巻講述鈔》があり,校訂板行した書に《鼇頭(ごうとう)旧事紀・古事記》および《士仏参詣記》などがある。また豊宮崎文庫を創設し神官祠官の子弟教育にも努力したが,1670年(寛文10)11月の大火で多年収集の書物および校訂の書冊いっさい烏有に帰した。…

※「陽復記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

陽復記の関連キーワード柴田良厳三江紹益宇治山田お蔭参り豊受大神宮止由気宮儀式帳豊受宮豊受大神豊受気毘売神中川経晃

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone