障礙・障碍(読み)しょうげ

精選版 日本国語大辞典 「障礙・障碍」の意味・読み・例文・類語

しょう‐げ シャウ‥【障礙・障碍】

〘名〙 (「げ」は「礙・碍」の呉音) 仏語。ものごとの発生持続などにあたってさまたげになること。転じて、悪魔怨霊などが邪魔をすること。さわり。障害
本朝麗藻(1010か)下・近来播州書写山中〈具平親王〉「顧身恨障礙多縁、未一レ頂礼
源平盛衰記(14C前)一八「若し善根の衆生ありと云とも、魔王の為障㝵(シャウゲ)せられて、所願成就の者有るべからず」 〔法華経‐譬喩品〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android