隠退(読み)インタイ

精選版 日本国語大辞典 「隠退」の意味・読み・例文・類語

いん‐たい【隠退】

  1. 〘 名詞 〙 世間を避けて静かに暮らすこと。社会的な役職から身をひくこと。退隠。
    1. [初出の実例]「翁進予以心術之可調養。予退休之心日々増之。万一有余喘、乗舟帰中州而隠退、終一生也」(出典蔗軒日録‐文明一八年(1486)正月一〇日)
    2. [その他の文献]〔南史‐雷次宗伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「隠退」の読み・字形・画数・意味

【隠退】いんたい

世をのがれ退く。〔南史、隠逸上、雷次宗伝〕少(わか)くして廬山に入り、沙門釋に事(つか)へ、~隱して辟を受けず。

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