日本歴史地名大系 「隣松寺」の解説
隣松寺
りんしようじ
隣松寺
りんしようじ
稲荷山と号し、浄土宗、本尊阿弥陀如来。上郷地区の浄土宗の本山格である。承和一〇年(八四三)の創建と伝え、もと天台宗道場であった。仁治元年(一二四〇)浄土宗に転宗したという。また一四世紀末頃入寺した蓮蔵忠阿の時期に転宗ともいう。永禄六年(一五六三)の家康書状写(伊予田家文書)に
とあるように、一向一揆の拠点である
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報