雪柳(読み)ユキヤナギ

デジタル大辞泉 「雪柳」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐やなぎ【雪柳】

バラ科の落葉小低木。川辺に生える。枝は弓なりに垂れ、葉は柳のように細くて小さい。春、白い小花が枝上に並んで咲き、雪が積もったように見える。庭や公園によく植えられる。こごめばな。こごめざくら。こごめやなぎ。 春》「―折るとかがめるとしまぶり/草城

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精選版 日本国語大辞典 「雪柳」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐やなぎ【雪柳】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科の落葉小低木。中国原産で、観賞用に植栽されるが、しばしば暖地では渓流の岩上などに野生していて、本来は自生とみる説もある。高さ一~二メートル。葉は短柄をもち長さ三センチメートルぐらいの線状披針形で縁に細鋸歯(きょし)がある。早春小枝の節ごとに白い小さな五弁花が二~七個ずつ咲き、株一面まっ白にみえる。こごめばな。こごめやなぎ。いわやなぎ。漢名に、噴雪花・珍珠花をあてる。《 季語・春 》 〔大和本草(1709)〕

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「雪柳」の解説

ゆきやなぎ【雪柳】

高知日本酒創業以来続く銘柄特別純米酒本醸造酒普通酒がある。原料米は土佐錦など。仕込み水は地下湧水、四万十川源流名水。蔵元の「西岡酒造店」は天明元年(1781)創業。所在地は高岡郡中土佐町久礼。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「雪柳」の解説

雪柳 (ユキヤナギ・コゴメバナ;セツリュウ)

学名Spiraea thunbergii
植物。バラ科の落葉小低木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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