コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

電子透かし デンシスカシ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

電子透かし

デジタル化された画像や音声データに、著作者の名前などの情報を埋め込む技術。埋め込んだ情報は特別な処理を行わないと表示されないため、電子透かしと呼ばれる。データの著作権の所在や改ざん場所を特定できるため、違法コピーや改ざんを防げる。デジタル・ウォーター・マークとも呼ぶ。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

電子透かし

映画や音楽に、特殊な音声や映像を加えて電子的な識別情報を埋め込む技術。紙幣の透かしになぞらえて「透かし」と言われるが、人の目や耳では感知できないため、専用の検出ソフトで読み取る。映画の盗撮対策で、どこの映画館でいつ撮影されたかを特定する情報を埋め込むなど、著作権保護に使われることが多い。

(2014-05-15 朝日新聞 夕刊 1社会)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

大辞林 第三版の解説

でんしすかし【電子透かし】

電子情報の著作権保護のために用いられる技術。通常ではわからないように、音声や画像データの中に情報を埋め込み、特別な処理をほどこすことでデータの所有者を識別する。不正なコピーや情報の加工などを検知するために用いられる。ウオーターマーク。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

電子透かし
でんしすかし
digital watermark

画像、音声、動画、テキスト、プログラムなどのデジタルコンテンツに、人間の知覚では判別できないように特定のデータを埋め込む技術。紙幣における透かし(すき入れ)に比定される効果をもつため、このようによばれる。作成者、課金情報、コピー回数などを含む著作権情報が埋め込まれ、コンテンツの不正利用防止の目的で使用されることが多い。埋め込まれたデータは容易に削除できないようになっており、読み出しも専用の検出アプリケーションにより行う。また、データの改ざんを記録する技術もあり、改ざん部分を具体的に特定できる。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の電子透かしの言及

【電子情報の知的所有権】より

… しかし,近年のディジタル・マルチメディア・ネットワーク技術の進歩は,著作権制度に関するこれまでにない問題を提起している。たとえば,コンピューター内またはネットワーク内における著作物の一時的な蓄積は複製の定義に含まれるか,暗号等を応用した複製防止技術を回避する行為を違法とすべきか,電子透かし等を用いた権利管理情報を除去したり書き換える行為はどうか,などである。1996年の世界知的所有権機関(WIPO)著作権条約はこれらの疑問について一応の決着をつけたが,未解決の点も多い。…

※「電子透かし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

電子透かしの関連キーワードAdobe PhotoshopデジタルステガノグラフィーSBIネットシステムズwatermarkデジタル著作権管理バリアフリー映画ソーシャルDRMコンテンツIDQUEMA所有者DRMDCI

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android