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電波星(読み)デンパセイ

百科事典マイペディアの解説

電波星【でんぱせい】

電波天体ラジオ星とも。電波を放射している天体の総称。元来は,1940―1950年代,電波源の多くが恒星だと考えられたときに使われた語。その後これらの電波源の多くは,超新星残骸や銀河系外の銀河などであることが判明,また1970年代恒星からの電波が検出されたが,これも恒星本体というよりは恒星を取り巻くガスが放出しているものが主である。→パルサーX線星

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世界大百科事典 第2版の解説

でんぱせい【電波星 radio star】

ラジオ星ともいう。電波を発する天体の総称。電波天体ともいう。現在まで3万個近くが見つかっている。電波天文学が発達し始めた1940年代後半~50年代初めには,電波源の多くは恒星ではないかと考えられ,この語が多く使われた。しかし,多くの電波源は銀河系外の銀河や超新星残骸などで恒星ではないことがわかった。太陽が古くから電波を放射していることは知られていたが,1970年に入り恒星からも弱い電波が検出されるようになった。

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世界大百科事典内の電波星の言及

【電波星カタログ】より

…電波で宇宙を観測すると,大きく広がった成分と,星のように点状のものとが存在する。前者を背景放射,後者を電波星,またはある程度広がったものを含めて電波源と呼ぶ。電波望遠鏡によって,これらの電波源の電波の強さ,天球上の位置などを一定の条件のもとでまとめ,表にしたものが電波星カタログである。…

※「電波星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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