電話交換手(読み)デンワコウカンシュ

デジタル大辞泉 「電話交換手」の意味・読み・例文・類語

でんわ‐こうかんしゅ〔‐カウクワンシユ〕【電話交換手】

電話交換業務を行う人。交換手

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精選版 日本国語大辞典 「電話交換手」の意味・読み・例文・類語

でんわ‐こうかんしゅ‥カウクヮンシュ【電話交換手】

  1. 〘 名詞 〙 電話交換の業務に従事する人。交換手。
    1. [初出の実例]「電話交換手は〈略〉時々増減ありて一定せず」(出典:風俗画報‐一七五号(1898)銭瓶町)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「電話交換手」の意味・わかりやすい解説

電話交換手
でんわこうかんしゅ

交換機を操作して電話回線を選択し接続する人。多数の電話加入者が相互に通話するためには、発信者の指定にしたがって、受信者の回線を選択・接続する交換によって、サービス範囲を広げる必要がある。そのための交換機の操作は初期にはすべて電話交換手によって行われていた。自動交換機普及に伴って、国内では交換業務の大部分が自動化され、現在の電話交換手は、自動交換機では不可能なサービス(番号案内、コレクトコールや国際通話など)をおもに提供している。従来は、電話網の加入者が構内交換機を設置する場合、その操作をする者は電話交換取扱者の資格が必要とされていたが、現在この制度は廃止されている。

[笠井哲哉]


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