絶海(読み)ゼッカイ

デジタル大辞泉 「絶海」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絶海」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐かい【絶海】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) ( 「絶」は渡るの意 ) 海を横ぎり渡ること。〔元稹‐秋分日祭百神文〕
  3. 陸地からはるかに離れた海。遠海。
    1. [初出の実例]「延秋龍種散何之、絶海求援信可悲」(出典黄葉夕陽邨舎詩前編(1812)七・常遊雑詩十九首)
    2. 「此賑合(にぎあひ)真中に立ちながら身は絶海の孤島に流れついたロビンソン・クルソオの如く」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四)
    3. [その他の文献]〔宋史‐蔡襄伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「絶海」の読み・字形・画数・意味

【絶海】ぜつかい

遠海。

字通「絶」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android