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非磁性鋼 ひじせいこう non-magnetic steel

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

非磁性鋼
ひじせいこう
non-magnetic steel

磁石の影響を受けない構造用鋼材の総称。物質は磁石に近づけるときの引きつけの大きさにより分類され,アルミニウムなどは弱く引きつけられるので常磁性体呼ばれる。一方,鉄,コバルトニッケルはきわめて強く引きつけられ,しかも磁石から離したとき,それ自体が鉄粉を引きつけるほどの磁石になっており強磁性体と呼ばれる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

非磁性鋼

強い磁場を用いるMHD発電リニアモーター、核融合などに使用する機器に不可欠の、外部磁場によって磁化されない鋼。強力な磁場の漏れや発熱損失を防止する。18‐8ステンレス鋼高マンガン鋼が代表例。

(徳田昌則 東北大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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大辞林 第三版の解説

ひじせいこう【非磁性鋼】

磁力の影響を受けないように開発された鋼。ニッケル-クロム系ステンレス鋼と高マンガン鋼に大別される。核融合・リニア-モーターなどに利用される。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

非磁性鋼
ひじせいこう
nonmagnetic steel

磁化されない鋼をいう。鉄は磁気を帯びる性質がある。この性質が電気機械器具などにとっては不都合となることがある。しかし、鉄は高温になると原子配列が変わって(結晶変態)、オーステナイトとよばれる状態になると磁気を帯びなくなる。適量のニッケル、クロム、その他の元素を加えて合金にすると、室温でもオーステナイトとなり、非磁性になる。耐食合金として広く使用されているオーステナイト系ステンレス鋼も非磁性であるが、ニッケルやクロムを多量に含む合金のために高価である。炭素0.4%、マンガン18%、クロム3~5%、窒素0.1%を含む鉄合金は前記のステンレス鋼に比べて安価であり、非磁性鋼として大型の電気機械器具などに使用されている。[須藤 一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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