デジタル大辞泉 「響む」の意味・読み・例文・類語 どよ・む【▽響む】 [動マ五(四)]《平安末期ころまで「とよむ」》1 音が鳴りひびく。ひびきわたる。「砲声が―・む」2 多くの人が大声をあげて騒ぐ。「上下の人―・みて泣き合ひけるを」〈宇治拾遺・九〉3 ずきずきと痛む。うずく。「跡がきつう―・む」〈浄・大経師〉[類語](1)響く・鳴る・鳴り響く・鳴り渡る・通る・伝わる・轟とどろく・高鳴る・どよめく・唸うなる・響き渡る・聞こえる とよ・む【▽響む】 [動マ下二]鳴りひびかせる。「我がやどの花橘をほととぎす来鳴き―・めて本に散らしつ」〈万・一四九三〉[動マ四]⇒どよむ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例