鳴る(読み)ナル

デジタル大辞泉 「鳴る」の意味・読み・例文・類語

な・る【鳴る】

[動ラ五(四)]
音が出る。音を発する。「鐘が―・る」「雷が―・る」
名声などが、広く世間に知れわたる。「策士をもって―・る人物
[類語]響く鳴り響く鳴り渡る通る伝わるとどろ高鳴るどよむどよめくうな響き渡る聞こえる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鳴る」の意味・読み・例文・類語

な・る【鳴】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 音がする。ひびく。声が出る。
    1. [初出の実例]「鳥鳴海神、〈鳴を訓みて那留(ナル)と云ふ〉」(出典古事記(712)上)
  3. 名などがあまねく知られる。知れわたる。ひびきわたる。
    1. [初出の実例]「此道に鳴る人々の口ずさみ」(出典:浮世草子・風俗遊仙窟(1744)二)

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