頂芽(読み)チョウガ

デジタル大辞泉 「頂芽」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐が〔チヤウ‐〕【頂芽】

茎や枝の最上端に出る芽。⇔腋芽えきが
[類語]木の芽若芽新芽冬芽ふゆめ冬芽とうがひこばえ花芽はなめ花芽かが葉芽下萌え腋芽むかご肉芽麦芽もやし

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精選版 日本国語大辞典 「頂芽」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐がチャウ‥【頂芽】

  1. 〘 名詞 〙 茎の先端に形成される定芽。〔植物小学(1881)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「頂芽」の意味・わかりやすい解説

頂芽
ちょうが
terminal bud

茎の先端にある芽。下方にあるわき芽 (側芽) に対していう。頂芽と側芽が共存するときは概して頂芽がよく生長する。頂芽を取除き,あるいは頂芽が休眠すると,側芽が代って伸びはじめる現象があるので,頂芽から側芽に対して,植物ホルモンなどによる物質的な働きかけがあると考えられている。

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世界大百科事典(旧版)内の頂芽の言及

【芽】より

…広く一般的に植物体の一定部位に発生することがきまっているものを定芽,それ以外のものを不定芽という。
[定芽]
 苗条(シュート)の頂端にある頂芽と,苗条の側方につくられる側芽とがある。頂芽は苗条の先端にある未発達の部分であり,その苗条自体の延長部をつくることになるから新しい苗条ではないが,頂芽以外の芽はすべて新しい若い苗条である。…

※「頂芽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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