領家職(読み)りょうけしき

大辞林 第三版の解説

りょうけしき【領家職】

領家の地位に伴う得分。領家が荘園領主として荘園から収得することのできる経済的な権益のこと。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の領家職の言及

【職】より

…その場合,郡司の地位は相伝の権利・財産化して譲与の対象ともされていることから見て,職は官職であるとともに私財的性格を色濃く備えていることがわかる。さらに11世紀から12世紀にかけて荘園公領制が展開すると,荘園では本家職,領家職,預所職,下司職など,公領でも郷司職,保司職などのようにひろく職の称をもって,領主的諸階層の地位・権利を表すようになった。この場合も,それらの職は,荘園公領支配の体制上の地位・職務であるとともに,それが一面ではその職の保有者の私的財産的性格を備えて譲与の対象とされており,さきの郡司職の場合と共通の性質を備えている。…

※「領家職」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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