頼誉(読み)らいよ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「頼誉」の解説

頼誉(2) らいよ

1459-1532* 室町-戦国時代の僧。
長禄(ちょうろく)3年生まれ。真言宗紀伊(きい)根来(ねごろ)寺(和歌山県)の道瑜(どうゆ)にまなぶ。根来寺学頭となり,妙音院をひらく。道瑜とともに両能化(のうけ)とよばれた。享禄(きょうろく)4年12月4日死去。73歳。字(あざな)は定厳。通称は小池法印。著作に「論議私記」など。

頼誉(1) らいよ

?-1280 鎌倉時代の僧。
広橋頼資(よりすけ)の子。真言宗。京都仁和(にんな)寺の良慧に灌頂(かんじょう)をうける。弘安(こうあん)元年東寺長者。権(ごんの)僧正。弘安3年12月7日死去。号は仏名院。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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