題辞(読み)ダイジ

デジタル大辞泉 「題辞」の意味・読み・例文・類語

だい‐じ【題辞】

書物巻頭画幅石碑上部に記す言葉題詞題言

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精選版 日本国語大辞典 「題辞」の意味・読み・例文・類語

だい‐じ【題辞】

  1. 〘 名詞 〙 書物の巻頭や画幅・石碑などの上部に書き記すことば。題詞。題言。
    1. [初出の実例]「『小学』題辞を見合べし」(出典:大学垂加先生講義(1679))
    2. 「俳書に勝伯の題辞あるが如きもしかなり。書く人の愚かさは言はず、書かする人の心根こそあさましくもまた」(出典:墨のあまり(1897)〈正岡子規〉)
    3. [その他の文献]〔正字通〕

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普及版 字通 「題辞」の読み・字形・画数・意味

【題辞】だいじ

書物の初めにその大旨を示す文辞。漢・趙岐〔孟子題辞〕孟子題辭なるは、孟子の書の本末指義、辭に題號する以(ゆゑん)の表なり。

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