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食細胞活動 しょくさいぼうかつどう

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大辞林 第三版の解説

しょくさいぼうかつどう【食細胞活動】

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

食細胞活動
しょくさいぼうかつどう

細胞が固形物質を細胞内に取り入れる活動をいい、貪食(どんしょく)または食作用ともよぶ。一方、液体が取り込まれる場合を飲細胞活動という。しかし、両活動とも、その機構は本質的には同じで、両者をまとめてエンドサイトーシスendocytosisとよぶ。食細胞活動において、細胞膜に吸着した固形物は、膜の突出により包み込まれ、食胞(液胞ともいう)として細胞内に入る。食胞はリソゾームと合体し、内容物はリソゾームの加水分解酵素により分解される。アメーバなどの原生動物では、食細胞活動により食物摂取を行う。後生動物では、食細胞活動をもつ細胞をとくに食細胞とよび、白血球、組織球、肺胞や腹腔(ふくこう)のマクロファージ、細網内皮系の細胞(骨髄、脾臓(ひぞう)、リンパ節の細網細胞、肝臓のクッパー細胞)などにこの活動がみられる。白血球は病原菌などの異物を、他の食細胞は死んだ細胞、組織片などの老廃物や異物を、それぞれ取り込んで細胞内消化を行い、生体の防衛および清掃に役だっている。[高橋純夫]
『和合治久著『昆虫の生体防御――食細胞の不思議』(1983・海鳴社) ▽和合治久著『動物の血液細胞と生体防御』(1997・菜根出版)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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