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館山甲午 たてやま こうご

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

館山甲午 たてやま-こうご

1894-1989 大正-昭和時代の平曲家(平家琵琶(びわ)家)。
明治27年3月15日生まれ。少年時代に父館山漸之進から平曲全200曲を習得。昭和33年まで名古屋,前橋,仙台の学校で音楽教師をつとめる。一方,平曲の研究と保存,普及につくし,44年選択無形文化財保持者に指定された。平成元年1月19日死去。94歳。青森県出身。東京音楽学校(現東京芸大)卒。

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世界大百科事典内の館山甲午の言及

【平曲】より


[平曲の現状]
 平曲は全体的に衰退はしたが,その詞章や曲節は,平曲以後の能,狂言,浄瑠璃,地歌,箏曲など多くの伝統音楽に影響を与えた。館山漸之進の末子館山甲午(こうご)(1894‐1989)が仙台にあって平曲の伝承・普及に力を尽くした。また荻野検校以来の伝統をもつ名古屋でも,箏曲家の井野川幸次(1904‐85),三品正保(1920‐87),土居崎正富(1920‐ )の3人が10曲ほどの前田流平曲を伝え,後継者育成のほかに,盲人音楽家にゆかりの深い弁天祭(5月第1土・日曜)や荻野検校の命日(6月22日)などに平曲を奉納する伝統を守った。…

【前田流】より

…詞章改訂派の波多野流が京都を活動の中心としたのに対し,前田流は江戸を根拠地とし,参勤交代などによって全国に広まった。なかでも津軽藩は熱心で,数少ない平曲の伝承者の一人であった館山甲午(1894‐1989)の祖は津軽藩士である。江戸中期に活躍した荻野検校は名古屋で譜本《平家正節(へいけまぶし)》を作り,これが前田流の正本として全国に広まった。…

※「館山甲午」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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