コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

香肌峡 かはだきょう

世界大百科事典 第2版の解説

かはだきょう【香肌峡】

三重県中西部,櫛田川上流一帯の峡谷。最奥地は台高山脈で奈良県に接する。1953年香肌峡県立自然公園に指定された。オニユリシャクナゲの群落,アユやアマゴの釣場,サルやカモシカの生息,峡谷の奇岩や瀑布など,自然に恵まれた景勝地で,両岸には河岸段丘が発達している。飯高町宮前から赤桶(あこう)までは香肌長瀞といわれ,支流の蓮(はちす)川には風折滝,高滝,御所の滝があって蓮峡と呼ばれる。峡谷沿いに和歌山街道(国道166号線)が走る。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

香肌峡
かはだきょう

三重県中西部、櫛田(くしだ)川中流の峡谷。松阪(まつさか)市大石(おいし)町から上流へ約40キロメートル続き、香肌峡県立自然公園に指定されている。大石町から松阪市飯高(いいたか)町森(もり)までを香肌峡、ここから分岐する蓮(はちす)川の峡谷を奥香肌峡という。江戸時代には川俣谷(かばただに)とよばれ、また一帯にアユや茶など香りの高い産物があることから香肌の名がつけられたといわれる。黒色、緑色片岩の巨礫(きょれき)が分布し、奇岩、急流、滝などが連続し、冬は霧氷で知られている。松阪駅からバス便がある。[伊藤達雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

香肌峡の関連キーワード飯南[町]松阪(市)多気町三重県松阪市飯南勢和

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android