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香象 コウゾウ

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デジタル大辞泉の解説

こう‐ぞう〔カウザウ〕【香象】

密教の灌頂(かんじょう)の際に用いる象の形をした香炉。象炉。
香気を発する発情期の象。強大な力をもつとされる。
「―の浪を踏んで大海を渡らん勢ひの如く」〈太平記・一四〉

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大辞林 第三版の解説

こうぞう【香象】

密教で灌頂を行う道場の入り口に置く、象の形をした香炉。象炉。
維摩経に出る菩薩の名。青い色で、芳香を放つ。香象菩薩。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の香象の言及

【香炉】より

…平安文学に頻出する火取母(ひとりも)は火屋(ほや)をかぶせ内に金属の火入れを収めてある。研出(とぎだし)蒔絵や沃懸地(いかけじ)の華麗な阿古陀(あこだ)香炉は鎌倉以降に多く,このほか多角形の香炉や獅子や象をかたどった獅子香炉,香象など多くの種類がみられる。また千鳥香炉など南宋からの輸入が増大し,これらは砧(きぬた)青磁が多い。…

※「香象」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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