駆抜ける(読み)カケヌケル

デジタル大辞泉 「駆抜ける」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ぬ・ける【駆(け)抜ける/×駈け抜ける】

[動カ下一][文]かけぬ・く[カ下二]
走って通り過ぎる。走って通り抜ける。「敵陣を一気に―・ける」「伊勢路を―・ける」「激動時代を―・ける」「記憶映像となってまぶたの裏を―・けた」
一瞬の間、心が強烈な感情感覚で満たされる。「戦慄せんりつが―・ける」「心の痛みが全身を―・けていった」「彼女の体を恐怖電流が―・ける」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android