駿河和染(読み)するがわぞめ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「駿河和染」の解説

駿河和染[染織]
するがわぞめ

東海地方静岡県地域ブランド
静岡市で製作されている。藍色白色コントラストが鮮明なものが多い。型紙を用いておこなう型紙染、筒皮を使い防染糊で文様を描く筒描きなどの技法をいかし、呉服からインテリアまで現代に調和した美しい染物ができあがる。静岡県郷土工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「駿河和染」の解説

駿河和染

静岡県静岡市で生産される染物。静岡では江戸時代には旧・安倍川沿いを中心として藍染が盛んだったが、明治期に衰退大正時代民芸運動と結びついて復興した。芹沢銈介の影響を感じさせる型染や筒染の技法を用い、藍色と白のコントラストを活かした製品が多い。静岡県郷土工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む