日本歴史地名大系 「駿河町」の解説
駿河町
するがまち
駿河町
するがちよう
駿河町
するがまち
駿河町
するがまち
御用商人で菓子司の駿河屋岡本家があった。「紀伊名所図会」に「其祖山城国伏見の産にして、古来より菓子の製を伝へて、紳家に調進す、慶長・元和の比、屡台命ありて駿河国に転居し、又若山に出店す、其後京・大坂・南都・名古屋にも出店し、今六箇所に分れて同製を鬻ぐ、天明四年より伏見の店に月俸を賜ひて今に及び、台命の故を以て伏見を本店とすれども、若山の此店官用絶間なければ最盛なり、屋号もとは鶴屋といふ、高貴の名に憚る事ありて今の号にあらたむ」とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報