高踏的(読み)コウトウテキ

デジタル大辞泉 「高踏的」の意味・読み・例文・類語

こうとう‐てき〔カウタフ‐〕【高踏的】

[形動]
世俗を離れて気高く身を保っているさま。「高踏的文学
独りよがりにお高くとまっているさま。
[類語]高尚上品気高い典雅崇高高邁高遠超然超俗孤高脱俗俗離れ浮世離れ世間離れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高踏的」の意味・読み・例文・類語

こうとう‐てきカウタフ‥【高踏的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 俗世間を離れて、孤高を保っているさま。転じて、ひとりよがりでおたかく構えているさま。
    1. [初出の実例]「吾人は実に地平線的思考の重んずべきを知ると雖所謂高踏的思想なるものの一日も国民に欠くべからざるを信ずるものなり」(出典:国民と思想(1893)〈北村透谷〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android