孤高(読み)ココウ

デジタル大辞泉 「孤高」の意味・読み・例文・類語

こ‐こう〔‐カウ〕【孤高】

[名・形動]俗世間から離れて、ひとり自分の志を守ること。また、そのさま。「孤高する」「孤高な(の)人」
[類語]高踏脱俗超俗俗離れ浮き世離れ世間離れ高踏的高尚上品気高い典雅崇高高邁高遠超然一人単独単身一つ孤独独りぼっち紅一点孤立人っ子一人一人天下

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精選版 日本国語大辞典 「孤高」の意味・読み・例文・類語

こ‐こう‥カウ【孤高】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ひとり他にぬきんでて高いこと。孤立しつつ、自らの志を守ること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「出語孤高動忤俗、人道我狂吾不狂」(出典:六如庵詩鈔‐二編(1797)五・暮春与伴蒿蹊春蘭洲遊兎道)
    2. 「孤高の文学という。然し、真実の孤高の文学ほど万人を愛し万人の愛を求め愛に飢えているものはないのだ」(出典:大阪の反逆(1947)〈坂口安吾〉)
    3. [その他の文献]〔高適‐同諸公登慈恩寺浮図詩〕

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普及版 字通 「孤高」の読み・字形・画数・意味

【孤高】ここう(かう)

ひとり群を抜いて高い。唐・李白行路難、三首、三〕詩 光を含み世に混じて、名無きを貴ぶ 何ぞ用ひん、高、雲に比するを

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