鳩山春子(読み)ハトヤマ ハルコ

20世紀日本人名事典 「鳩山春子」の解説

鳩山 春子
ハトヤマ ハルコ

明治〜昭和期の教育家 共立女子大学創立者。



生年
文久1年3月23日(1861年)

没年
昭和13(1938)年7月12日

出生地
信濃国松本(長野県松本市)

旧姓(旧名)
多賀

学歴〔年〕
東京女子師範(現・お茶の水女子大学)〔明治14年〕卒

経歴
明治14年東京女子師範教師となり、同年鳩山和夫と結婚。友人らを招く日本最初の結婚披露宴を行った。19年共立女子職業学校(現・共立女子学園)を創立、教授となり、大正11年同校6代目校長就任。この間、明治28年大日本女学会を創立、地方の女子に通信教育を行う。昭和3年共立女子専門学校(現・共立女子大学)、11年同高等女学校を設立、校長となるなど女子教育に尽くした。13年長男・一郎の妻薫があとを継ぎ学園理事長となった。著書に「自叙伝」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳩山春子」の解説

鳩山春子 はとやま-はるこ

1861-1938 明治-昭和時代前期の教育者。
文久元年3月23日生まれ。鳩山和夫と結婚。明治19年共立女子職業学校(現共立女子学園)を創立,大正11年校長となる。昭和3年共立女子専門学校,11年共立高等女学校を設立。長男一郎は首相,次男秀夫は東京帝大教授。昭和13年7月12日死去。78歳。信濃(しなの)(長野県)出身。東京女子師範(現お茶の水女子大)卒。著作に「婦人修養」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「鳩山春子」の解説

鳩山 春子 (はとやま はるこ)

生年月日:1861年3月23日
明治時代-昭和時代の女子教育者。共立女子職業学校校長
1938年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android