鳴鳳(読み)めいほう

普及版 字通 「鳴鳳」の読み・字形・画数・意味

【鳴鳳】めいほう

鳳凰が鳴く。瑞祥。また、采藻文雅にたとえる。〔文心雕竜風骨〕唯だ(文)(かがや)きて高するは、固(もと)より筆の鳴鳳なり。

字通「鳴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳴鳳」の解説

鳴鳳 めいほう

?-? 江戸時代後期の陶画工。
京都寺侍だったが嘉永(かえい)年間(1848-54)近江(おうみ)(滋賀県)彦根にうつり,湖東焼素地に絵付けをした。錦手(にしきで),金襴手(きんらんで)の名手安政のはじめ伊勢(いせ)(三重県)にゆき,同地で没した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android