鶴川(読み)つるかわ

精選版 日本国語大辞典 「鶴川」の意味・読み・例文・類語

つるかわつるかは【鶴川】

  1. 山梨県上野原市の地名甲州街道の上野原と野田尻との間にあった旧宿駅。

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日本歴史地名大系 「鶴川」の解説

鶴川
つるかわ

小菅こすげ村南東部の三頭みとう(一五二七メートル)・鶴峠(標高八八五メートル)などを水源とし、飯尾いいお川・扁杯へはい川・阿寺沢あてらざわ川・初戸はど川・仲間なかま川・仲山なかやま川などの支流を合せ、新田あらた地内上新田桂川に合流する。水源地から棡原の猪丸ゆずりはらのいまる付近までは鶴川断層に沿って北西から南東方向に流れ、断層谷を形成し谷底は広く河岸段丘も発達している。猪丸から下流の上野原向風むかぜまでは谷幅は狭くV字谷となり流れは急である。向風から桂川の合流点までは谷底平地もみられ河岸段丘も発達し、北北西から南南東の流路方向をとっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「鶴川」の意味・わかりやすい解説

鶴川
つるかわ

東京都町田市北東部にある地区。旧鶴川村。多摩丘陵にあり、南に鶴見川が流れているのが地名の由来といわれる。小田急電鉄小田原線が鶴川街道にほぼ並行して通じ、鶴川駅がある。丘陵に大規模な住宅団地が建設され、この地区の世帯数の3分の2を団地住民が占めている。付近に国士舘(こくしかん)大学町田校舎がある。かつてはカキの産地として知られたが、現在は都市化が著しい。

沢田 清]

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事典・日本の観光資源 「鶴川」の解説

鶴川

(山梨県上野原市)
ふるさとの水辺百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鶴川の言及

【国東[町]】より

…半島最高峰の両子(ふたご)山(721m)より,来浦川,富来川,田深川などの河川が東流して,伊予灘に注ぐ。田深川河口両岸の鶴川,田深が中心集落になっている。農業を主とし,米作のほか,イチゴ,メロンなどの施設園芸やミカン,キーウィフルーツの栽培が行われ,シイタケの生産も盛ん。…

※「鶴川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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