日本歴史地名大系 「鶴見川」の解説
鶴見川
つるみがわ
- 神奈川県:横浜市
- 鶴見川
東京都
下流流域の下末吉台地際には
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
東京都
下流流域の下末吉台地際には
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
関東地方南部の多摩丘陵から流出して,南東流し東京湾に注ぐ川。幹川流路延長43km,全流域面積235km2。水源は東京都南端部,町田市上小山田付近にあり,南東流して神奈川県に入り,横浜市青葉区,緑区,都筑区,港北区,鶴見区内を流れ,京浜運河を横切って東京湾に入る。この間,緑区で西から恩田川が流入し,港北区で北から早淵川,同区と川崎市幸区の境で北から矢上川を合わせる。小河川ではあるが,河底が浅いため古くから洪水をおこすことが多く,1958年9月の台風による被害は特に大きかった。沿岸一帯の住宅地化,工場地化が著しく,河口付近は埋立てによる工場地の造成により,京浜工業地帯の中核となっている。
執筆者:伊倉 退蔵
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…近年,首都圏の一画を占めるため都市化の波が急速に押し寄せ,京王帝都相模原線,小田急多摩線,東急田園都市線など鉄道の新線建設,道路の整備とともに大規模な宅地造成が盛んに行われ,かつては林地や畑地であった斜面が雛壇状の住宅地に改変されている。このため,これらの沿線の地域を上流部にもつ鶴見川では,降雨時の流量が大きくなるなど,都市化に伴う新たな水害が頻発し,その対策に追われている。また多摩丘陵北部の八王子,町田,多摩,稲城の諸市にまたがる地域では,1960年代から多摩ニュータウンの建設がすすめられた。…
※「鶴見川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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