デジタル大辞泉
「鶴御崎」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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鶴御崎
つるみさき
豊後(ぶんご)水道南口の西角にある岬。愛媛県の由良岬(ゆらのはな)と相対する。大分県佐伯市鶴見(つるみ)地区と米水津(よのうづ)地区の東部をなす鶴御半島の東端にあり、東経132度5分、九州島の最東端をなす。中生層の粘板岩からなり、高さ150メートルの海食崖(がい)が発達。多くの海食洞があり、大波が押し寄せると、内部に圧縮された空気が逆に跳ね返して、流れ込んだ波を轟音(ごうおん)とともに10メートル余も吹き上げる「潮吹き」現象がみられる。日豊海岸国定公園(にっぽうかいがんこくていこうえん)の一部。鶴見崎とも書く。
[兼子俊一]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の鶴御崎の言及
【鶴見[町]】より
…平地は少ないが,傾斜地ではウンシュウミカン,アマナツ,ハッサクが生産されている。九州最東端の岬である鶴御崎とその周辺は自然景観に恵まれ,日南海岸国定公園,豊後水道県立自然公園に指定されている。【萩原 毅】。…
※「鶴御崎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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