麛坂皇子(読み)かごさかのみこ

改訂新版 世界大百科事典 「麛坂皇子」の意味・わかりやすい解説

麛坂皇子 (かごさかのみこ)

仲哀天皇の皇子。母は天皇の叔父彦人大兄の女の大中姫。《日本書紀》によれば,神功皇后がのちの応神天皇を筑紫で生んだために,仲哀天皇死後の皇位をめぐって対立。同母弟の忍熊(おしくま)皇子とともに播磨の明石で迎え討とうとするが,菟餓野(つがの)で〈もし事を成すこと有らば,必ず良き獣を獲む〉と祈狩(うけいがり)した皇子は,出現した赤猪に食い殺されたという。《古事記》も香坂王としてほぼ同内容の物語を伝えている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 川口

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「麛坂皇子」の解説

麛坂皇子 かごさかのおうじ

記・紀にみえる仲哀天皇の皇子。
母は彦人大兄(ひこひとのおおえ)の王女,大中姫(おおなかつひめ)。「日本書紀」によれば,仲哀天皇の没後,神功(じんぐう)皇后が筑紫(つくし)で生んだ皇太子(のちの応神天皇)と皇位をめぐって対立。同母弟の忍熊(おしくまの)皇子とともに皇后,皇太子を討とうと計画,菟餓野(とがの)でその成否をうらなう祈狩(うけいがり)をしたが,赤猪にくい殺されたという。「古事記」では香坂王。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む